【みんなの家庭の医学】老化ストップホルモン「グレリン」と脂肪のサビ
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老化の原因2「脂肪のサビ」
今回の先生:九州大学医学研究院 井出友美先生
脂肪が金属のようにサビると老化を進め健康被害をおこします。
- 動脈硬化
- 認知症
- がん
など病気の元になります。
脂肪がサビるって?
揚げ油が酸化して黒ずみますよね?
脂肪がサビるというのは、脂肪が酸化するってことなんです。
体内の脂肪が酸化することで大きな健康被害になることも。
脂肪がサビているかセルフチェック法
どんなニオイが脂肪のサビなのかというと・・・。
加齢臭
加齢臭が脂肪のサビがあるかどうか判断する目安です。
加齢臭こそが脂肪のサビが発するニオイなんです。
脂肪をサビさせる原因は加齢で衰えた細胞から発生する老廃物が多いほど大量の脂肪をサビさせます。
そのニオイが身体の外までにじみ出たものが加齢臭です。
ニオイの種類
- 古い油のような酸化したニオイ
- 古い押入れやタンスのほこりっぽいニオイ
加齢臭を嗅ぎ分けるポイント
- 寝起きの枕
- 自分以外の他人がチェック
- 首のあたりを重点的に嗅ぐ
寝起きの枕のニオイでわかるんだとか。
自分のニオイは分からないから他の人に嗅いでもらうのがいいんですって!
・・・。
旦那の枕、嗅ぎたくない(;´・ω・)
旦那は加齢臭がある前提で大丈夫←
加齢臭の検証
- 加齢臭あり治験者3人:血管が硬い
- 加齢臭なし治験者1人:問題なし
脂肪のサビの影響で血管が硬くなっている可能性ありです。
では脂肪のサビを落とすにはどうしたらいいんでしょう?
脂肪のサビを落とすおすすめ栄養素「ビタミンE」
脂肪のサビを落とす抗酸化物質がビタミンEです!
ビタミンEの多い食材
- 魚:うなぎ・鯛・ハマチなど
- 野菜:かぼちゃ・さつまいも・赤ピーマン
- 果物:マンゴー・キウイ・アボカド
- ナッツ系
肉系にはあまり含まれていません。
どれくらい摂取すればいいの?
脂肪のサビを落とすには1日25mg以上が必要です!
日本人の平均摂取量は6.4mgなので18mg以上足りません。
鯛なら4尾、カボチャなら1/2・・・。
現実的な数字じゃない~
めんどい!
奥薗流簡単ずぼらビタミンEレシピ
奥薗壽子さんのレシピです!
少しでもビタミンEを効率的に摂取するために考えられたレシピです。
1食で6.5mg前後のレシピです^^
アボカド・フローズン
用意するもの(3食分)
- バナナ:1本
- キウイ:2個
- アボカド:1個
- レモン汁:1個
- 調整豆乳:200ml
- はちみつ:大さじ2
- べに花油:大さじ1
作り方
- ポリ袋に1~3までを入れてモミモミ。
- 良く混ざったら残りの材料を混ぜる
- べに花油も入れて冷凍庫で3時間寝かせる
べに花油がビタミンEが多いんですって!
1食のビタミンE量:6.3mg
サツマイモ・キャラメル
用意するもの(3食分)
- サツマイモ:200g
- べに花油:大さじ1
- 砂糖:50g
- バター:大さじ1
- アーモンド:50g
- 塩:適量
作り方
- べに花油でサツマイモを炒める
- サツマイモを取り出す
- 砂糖でカラメルを作る
- サツマイモを加えてカラメルとバターで炒める
- 砕いたアーモンドを加え、塩を隠し味に加える。
1食分ビタミンE量:6.6mg
カボチャチョコ
用意するもの(3食分)
- カボチャ:300g
- 種抜きドライプルーン:50g
- カカオ70%以上のチョコレート:50g
- ココア:大さじ1
- はちみつ:大さじ3
- ラム酒:大さじ1(お好み)
- べに花油:大さじ1
- 粉糖:適量
作り方
- フライパンにべに花油を熱し、カボチャとプルーンを加える
- 少量の水を加え弱火で10分蓋をして蒸し煮
- フォークでしっかりつぶす
- チョコとはちみつとラム酒を加えしっかり混ぜる
- 粗熱をとって丸める
- ココアにまぶす
- 粉糖をかける
1食分ビタミンE量:6.4mg
このレシピを5日間食べた治験者二人はだいぶ加齢臭がなくなっていましたよ!
老化をストップするために必要なこと
- お腹がぐぅ~っと鳴るまで食べない。(グレリンを分泌させる)
- ビタミンEを積極的に摂取する。(脂肪のサビを落とす)
他にもオリーブオイルやえごま油、DHA・EPAにも脂肪のサビを落とす効果があります。
できることから始めてみましょう!
少しでも健康寿命を延ばしたいですよね!
最近老化を感じてプラセンタはじめました!
料理が苦手なありんこはサプリに頼っちゃう!
ビタミンEもしっかり配合されてますヾ(*´∀`*)ノ