日焼け止め塗った?シワの原因は紫外線!UVケアが夏だけではNGな理由
最近、シミやシワのなど気になってきた・・・。
高い美容液をつけてるのに、全然良くならない(´;ω;`)
それはなぜなんでしょう???
すでに出来てしまったシミやシワ対策にはなりますが、原因にスポットライトが当てられてません。
結局、シミやシワをなくす⇒紫外線にあたる⇒またシミやシワができるという負のスパイラルに。
出来てしまったものを改善するのも大切ですが、見方を変えるのも一理あるかも?
シミやシワの原因を断つ!!
紫外線対策をしっかりして出来る前に対策しちゃいましょうヾ(*´∀`*)ノ
(出来てしまったものの対策も続けてください^^)←
追記:2016/7/26(火)OAのたけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学でも紫外線の特集が組まれています。(神戸大学名誉教授の市橋正光先生)
なんとなく日焼け止めは塗ってるけど・・・って方は日焼け止めの塗り方だけでも読んでってください^^
Contents
老化と紫外線による光老化の違い
そのシワって年齢のせい?
加齢のせいばかりではないようです。
- 加齢による老化:皮膚の厚さや色が薄くなる
- 光老化:紫外線の防御反応で皮膚が厚くゴワゴワになり色も濃くなる
そういえば普通のおばあちゃんて色素が薄くなるイメージ。
紫外線の影響を多く受けた(南国の方の)おばあちゃんの肌はゴワゴワなイメージですよね・・・。
顔の皮膚の老化のうち80%の老化はこの光老化とされています。
下の写真を見てもらうと一目瞭然です。
この写真有名ですよね・・・。
この人の職業は長距離トラック運転手。
左右の顔が違いすぎる。
左側から紫外線がサンサンと降り注いで、窓なんかもろともしなかったのがわかりますね。
これは紫外線の光老化によってこのような状態に(´;ω;`)
光老化によるシワ
真皮には表皮を支えるコラーゲンとエラスチンが存在し、そのコラーゲンやエラスチンをつくる繊維芽細胞があります。紫外線があたるとこの線維芽細胞のDNAが傷つけられコラーゲンやエラスチンの量が減ったり、質が悪くなって皮膚は正常な張りがなくなり結果としてシワやたるみができていきます。
ただでさえ加齢によってコラーゲンやエラスチンの量が減るのに、紫外線によってこんなに老化が早まるとは・・・。
老化の8割が光老化(紫外線による老化)となれば、対策すれば老化は予防できるってことです!
紫外線対策をしよう
紫外線対策を怠ってはいませんか?
シミの原因は紫外線ということは知っていましたが、シワの原因も紫外線だったとは・・・。
シミより怖いシワですよ!
シミはコンシーラーやファンデーションで何とかごまかせますが、シワは一筋縄では行きません。
あ、シミも予防出来たらそれに越したことないですよね^^
紫外線対策で推奨されるもの
- 帽子
- 日傘
- 日焼け止め
- サングラス←これはハードル高いけど^^
ごみ捨てや洗濯干すだけだったら、ちょっとだし面倒なので対策しないで出ていませんか?
Σ(゚∀゚ノ)ノキャーバレてる・・・。
そんなちょっとの積み重ねが、シワの原因になっているのです(´;ω;`)
※一生で浴びる紫外線は20歳までに人生の半分以上の紫外線を浴びてるとか・・・。それがある程度の年齢になるとシミやそばかすになって登場します。
言われてみれば、子供のときは日焼け止めなんて塗ってなかったですもんね(´Д`;)
お子さんがいる方はお子さんに日焼け止めを塗るのを習慣化したほうが良さそうです。
日焼けの種類
日焼けにも2種類あります。
- サンバーン
- サンタン
なんとなく聞いたことあるけど、日本語ではどちらも日焼けと呼ばれていますが、違うんです。
サンバーン:紫外線が当たった数時間後から赤くなる日焼け(紅斑)
サンタン:赤くなったあと数日後に黒くなり数週間から数ヶ月肌が黒くなる日焼け(皮膚に色素沈着が起きたもの)
サンバーンは別名「日光皮膚炎」と言って軽いやけどと同じ症状です。
サンバーンになりやすい人は肌が黒くなりにくいです。(色白の人がサンバーンになりやすいです)
サンタンは皮膚の奥にある真皮まで届いてシワのたるみの原因に。
2016/9/18OAのこの差って何ですか?でシミのできやすい人と出来にくい人の差についてやっていました!
- シミができやすい:色白
- シミができにくい:色黒
なんだとか。
色白の人は特に紫外線対策は必須ですね(^_^;)
問題です!
赤くなって黒くならない人とすぐ黒くなる人ではどちらが皮膚がんになりやすいでしょう?
正解は・・・
赤くなって黒くならない人。
紫外線による遺伝子への影響が高いので赤くなって黒くならない人は紫外線対策は必ずしてください!
紫外線対策は1年中必要?
できれば面倒なので春夏あたりだけで大丈夫!
っていう答えが欲しいところですが・・・。
札幌・つくば・那覇のUVインデックス年間推移の表があります。
UVインデックスとは?
紫外線が人体に及ぼす影響度をわかりやすく示すために紅斑紫外線量を指標化したもの。現在、世界保健機関(WHO)などでは、UVインデックスを用いた紫外線対策を行うよう奨めている。国内でも環境省からUVインデックスが3以上の場合はできるだけ日差しを避け、8以上の場合はできるだけ外出を控えたほうがよいといった具体的な対処方法が示されている。 引用:気象庁
札幌のUVインデックス
つくばのUVインデックス
那覇のUVインデックス
出典:http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/info_uv.html
出典:http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-60uvindex_prevention.html
札幌でさえ3月くらいには3~5の中程度になります。
その他の地域は1年中紫外線対策が必要って言っても過言ではありません。
地域以外にも標高が高いところも注意が必要です。
空気が薄いとより強い紫外線が届く(平地の10~20%増し)ので、山登りや標高の高い所に住んでいる人は、紫外線対策は必須です。
また反射率(照り返し)も気をつけた方が良いです。
- 海岸(砂浜):10~25%、
- 新雪:80%
- アスファルト:10%
- 水面:10~20%
- 草・土:10%以下
海やスキー場はいつも以上に紫外線対策大事ですね!
特にスキー場では雪焼けしますよ~(一番紫外線量が高いです)
ちなみに時間でもUVインデックスが違います。
一番紫外線の多い7月の東京を例にしてみます。
10時から14時くらいの外出は注意が必要ですね!
どの月も数値は違えど1日の紫外線量のグラフの感じはおんなじです。
この時間帯は紫外線対策をしてお出かけしましょう。
ちなみに紫外線量は快晴の日を100%にした場合
- 薄曇り:80~90%
- くもり:60%
- 雨:30%
雨でも30%・・・。
いつでも紫外線対策は必要ってことですね。
紫外線の種類
紫外線には3種類あります。
- 紫外線A波:UVA(シワ・たるみの原因)
- 紫外線B波:UVB(シミ・そばかすの原因)
- 紫外線C波:UVC(有害性が高い)
紫外線A波:UVA
紫外線の中で一番多いのはこのUVAです。
肌の奥の真皮まで届き蛋白を破壊して弾力を失わせます。
活性酸素を発生させてメラニン色素を黒くします。
窓などのガラスも通ってしまうので、家の中でも日差しの無い部屋で過ごしましょう。
紫外線B波:UVB
紫外線の中の量は少ないですが、肌への作用が強く短期間で肌を赤くさせます。(サンバーン)
また、DNAへのダメージを与えます。
メラニン色素を生成して皮膚の細胞を防御します。(サンタン)
紫外線C波:UVC
紫外線の中で一番有害性が高いです。
UVCはオゾン層で吸収され地表にほとんど届きませんでした。
最近ではオゾン層の破壊によりUVCが地表に届くようになることも想定されます。
医療現場ではこのUVCを人工的に作って殺菌に使っているとか。
それぐらいの威力があるようです。
紫外線で厄介なのは・・・
紫外線は目にも見えないし熱くもないってことです。
日差しがないとついサボりがちな紫外線対策。
これを機に見直しましょう(・∀・)b
日傘の基礎知識
さて問題です!
あなたが使っている日傘は何年使っていますか?
・・・。
3年以上使っていたら、紫外線対策というよりも暑さ対策になっているかもしれません。
日傘の寿命
日傘=紫外線対策として使うなら2~3年でUVカット加工が剥がれている可能性大です。
晴雨兼用で雨の日も使っちゃってるなんてことならもっと早いです。
月1くらいで衣服用UVスプレーを噴霧すると長持ちします。
日傘のおすすめな色
日傘は濃い色がおすすめです。
特に中の色が濃い色です。
日傘の中が白っぽい色だと、照り返しの紫外線が拡散されてしまいます。
ちなみに素材はポリエステル100%がおすすめ。
綿や麻などの天然素材だと、日傘が日焼けするんですって。
変わりに日焼けしてもらった感じかしら?
芦屋ロサブランさんの傘はUVカット効果が低下しない完全遮光の日傘です。
その仕組みなどもホームページに詳しく書いてあります。
何と言ってもここの日傘はかわいい♡
正しい日傘の差し方
どうやって日傘を差していますか?
雨傘と同じように使っていては効果がありません。
紫外線は上からだけではありません。
上から下から横からと色んな位置から降り注ぎます。
日傘は低い位置で差して太陽の向きに連動して直射日光を避けましょう。
目に紫外線が入らないくらいに顔の近くで差すのがおすすめです。
目に紫外線が入る事で、脳にメラニン色素を作れと指令を出してしまうんです。
なら、サングラスがいいじゃん!って感じですが、ちょっとハードルが高い(^_^;)
最近ではメガネにもUV加工されているものがあるので、そのへんを併用されると尚可です!
※JINSのメガネはUVカット加工がされてるそうです^^
メガネを買うときに店員さんに聞いてみてくださいね!
追加料金0円! 薄型非球面レンズ(UVカット付き)のメガネが3,990円から
日傘は熱中症対策にも
直射日光に当たることで、頭や顔の温度が上がって脱水症状になりやすいです。
日傘で紫外線対策の他に熱中症対策のためにも日傘を利用するのがおすすめです。
日焼け止めの基礎知識
日焼け止めなんとなく塗ってればいいや~くらいで塗ってませんか?
ちゃんと塗らないと、せっかく塗ったのに効果がないかもしれません。
日焼け止めのSPFとPAって何?
SPFはSun Protection Factorの略です。
PAはProtection Grade of UVAの略です。
SPF=UVBを防ぐ
PA=UVAを防ぐ
数が大きいほど効果が高いですが、肌に負担もかけるので使い方も工夫が必要です。
出典:http://www.jcia.org/n/pub/use/c/03-2/
SPFは数字でPAは+の数で多いほど効果が高いです。
いきなりですが、問題です。
問題:SPF30+SPF20=?
日焼け止めSPF30の上にファンデーションSPF20を塗ることありますよね?
この場合SPF値はいくつだと思いますか?
普通に考えると
30+20=50と答えたくなりますが・・・
SPF30+SPF20=SPF30
日焼け止めを塗った中で一番数値が高いものになります。
数値的には上がりませんが、重ねづけする事で効果が高まります^^
シワの原因はUVAなので、PAも+が多い方が効果的です。
SPF30はどれくらいの時間紫外線カットしてくれるの?
SPF1あたり約20~25分くらいで計算します。
今回は20分で計算してみます。
SPF30=20×30=600
約600分=約10時間
意外と持つのね~って思ったけど、落とし穴。
汗や皮脂、触ったりすることで日焼け止めが落ちてたりします。
こまめに塗り直しは必要だと思います。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違い
日焼け止めには紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の二種類あります。
紫外線吸収剤
そのまんまですが、皮膚の表面の紫外線を吸収してエネルギーを赤外線や熱に変換して放出します。←だからと言って熱いわけではない^^
紫外線を浴びている間、化学変化を起こしているため時間が経つと効果がなくなるのでこまめに塗り直す理由はそのためです。
白浮きしないで伸びも良いので、使い心地も良いのが特徴です。
肌への負担が大きいので、肌が弱い人には向かないかもしれません。
安価なのは紫外線吸収剤が多い印象です。
紫外線散乱剤
読んで字のごとく←やっぱり
皮膚の表面で紫外線を跳ね返すことで紫外線から肌を守ります。
ノンケミカルなので、お肌に負担がかかりません。
紫外線吸収剤と違って化学反応しないので、効果が長持ちします^^
ただ、白浮きや伸びが悪かったりと使用感にやや残念な部分が(^_^;)
出典:http://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf
結局どちらが良いの?
お肌が弱くて荒れてしまう人は紫外線散乱剤の方が良さそうですが、肌荒れなど起こさないようなら、「シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方」の表にあったように、使用場所などを考慮して使い分けするのが良さそうですね!
※子どもには紫外線吸収剤の含まない低刺激のものがおすすめです。
日焼け止めはどれくらい塗るの?
ありんこは顔に塗るときに出す量はさくらんぼくらい?
あんまり塗るとベタベタだし・・・なんて思っていました。
これじゃ少ないんですって!
計算方法もありましたが、ざっくり言うと液状タイプなら
1円玉2つくらいの大きさを顔に塗るのが正解!
結構な量になります(^_^;)
いっぺんに塗るのではなく、重ねづけする方が良いかもです。
クリーム状ならパール2粒くらいでOKのようです^^
出典:http://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf
紫外線まとめ
ついついサボりがちな紫外線対策。
夏だけではなく、一年中紫外線は降り注いでいます。
出来てしまったシミやシワばかり気になってしまいますが、これ以上増やさないためにも紫外線対策は重要です。
日焼け止めも色々な種類が出ていますが、使用するシーンによって使い分けするのが得策かもしれません。
帽子・日傘・日焼け止めを忘れずに~
ありんこも肝に銘じますヾ(*´∀`*)ノ
日焼け止めがしっかり入ったファンデーションです^^
カバー力と透明感バッチリです!
追記:塗り直しが大変!中から紫外線対策!
毎日、日焼け止めは塗ってる!
でも、時間が経つと日焼け止めは塗り直さなくてはいけません。
そんなのすぐ忘れちゃう(´;ω;`)
特に外で仕事をしている人やゴルフやマリンスポーツをしている人は紫外線対策は気を使いますよね・・・。
海やプールなんか日焼け止めを何回塗り直すんだって感じですもん。
そのうち諦めも肝心なんて思ったり(^_^;)
また、日焼け止めを塗っていても目から紫外線が入ると日焼けします。
なんてこった(´Д`;)
UVAやUVBを浴び続けるとこんなことになります。
- 活性酸素の大量発生
- メラニンの生成
- 炎症・組織損傷
もっと簡単に紫外線対策ができたら良いと思いませんか?
便利な世の中になりました。
日焼け止めのサプリがあるんです(*´∀`*)ノ。+゜*。
日焼け止めで肌が荒れちゃうなんて敏感肌さんにもおすすめです^^
日焼け止めサプリ?
飲むだけでUV対策できちゃうの?
何が入ってるの?
日焼け止めサプリの成分ニュートロックスサンとは?
おすすめしたい日焼け止めサプリに入っている成分はニュートロックスサンです。
これは紫外線を浴びた時に体内から大量発生する活性酸素をコントロールすることで、肌細胞本来の力を利用して炎症を抑えることで日焼けによるシミやシワなどの肌老化の原因を防ぐ効果が期待できます。
- 紫外線防御作用
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- DNA損傷抑制作用
ちなみにニュートロックスサンの原材料はシトラス果実とローズマリーです。
ニュートロックスサン配合の飲む日焼け止めサプリを別記事にて紹介しているので参考にしてください。
日焼け止めは塗るから飲む時代へ。
海外ではポピュラーな日焼け止めサプリ。
塗り忘れや塗り直しなどを気にせず、日焼け対策しましょうヾ(*´∀`*)ノ
※高い美容液よりも光老化を抑えられるのでアンチエイジング効果があるかも^^
たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学の放送が見終わったらまた追記します^^
たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学に出演されていた市橋先生のコラムを読んでいたら、皮膚の老化にはコーヒーがいいらしいです^^
脂肪燃焼効果やガンのリスクを減らす他に、顔のシミを予防する効果があるとか。
コーヒーのポリフェノールの「クロロゲン酸」がシミに効くそうです!
目安は1日3~5杯。でもカフェインが含まれているので妊婦さんや寝る前はノンカフェインコーヒーがおすすめです♪
長くなってしまったので、みんなの家庭の医学の追記は別記事にしました^^
目から紫外線が入ると日焼けします!って説明しましたが、もっと恐ろしいことが起こってました・・・。
こちらの記事が参考になると思います。